私の怖いもの ①
年齢と共に変化するものは多くある。
好みだったり、考え方だったり、まぁ色々ある。
そんな中で私が大きく変わったな~と思うのは、
怖いものである。
子供のころは《おばけ》が一番怖かった。
だが今の私の中で《おばけ》は5位以内にいるかいないかである。
というのも、「よくよく考えたら普段見えない《おばけ》より、もっと日常的に怖いものってあるなぁ」と気付いたからだ。
今の私にとって一番怖いもの、それは…
不潔…である。
私は小さい頃から、異様に衛生面に厳しい奴だった。
洗い立てでない台拭きはもう汚染物質だし、公共のトイレも選ばなければ使えなかった。
この台拭きの件では、幼稚園時代にトラブルを起こしたこともある。
昼食後、先生が机を濡れた台拭きで拭いていた時だったか…
その際に先生が私の手を台拭きで拭こうとしたのか、
台拭きを触ってすぐの洗ってない手で先生が私を触ろうとしたのか…
どちらか忘れたが、そんな事があったのだ。
すると私は「バッチイから触らないで!!」と、言ってもーたのである。
先生は《先生=バッチイ》と解釈してしまい、ものすごく怒った。
私は説明など出来ないので、ワンワン泣くばかり。
結局仲裁に入った先生が私の意図に気づいてくれたため、怒らしてしまった先生とは和解できた。
私の言葉足らずが原因で先生を無駄に傷つけてしまったなぁと、今は申し訳なく思う。
このような過去が、私には結構ある。
つまり筋金入りの衛生面うるさいマンなのだろう。
ただ、花屋で仕事をしてから多少ゆるくなれた気がする。
私の働いていた花屋は、店内にトイレが無かったため、駅の汚いトイレを使うしかなかった。
花屋の仕事は冷える。
そして私は普段から頻尿気味なので、どんなに水分を取らないようにしていても、トイレに行きたくなってしまう。
もう汚いなど言ってられない。
仕事中におもらしをした方が汚い。
おばぁちゃん向けの服屋しか無い田舎の駅通りだ。
着替えなど手に入らないから、もらしたまま仕事を続けるか、帰宅許可が出てもそのまま自転車に乗らなくてはならない。
そんなのは絶対にイヤだ!!
そう自分に言い聞かせ、私は駅のトイレに走る日々を送った。
尿意が私を変えたのである。
そんな衛生面うるさいマンとして生きてきた私だが、
怖いもの第一位の座は常に《おばけ》だった。
これは二十歳過ぎくらいまで不動だった。
だがある漫画をきっかけに、
「あれ、私が怖いと思ってるのって実は《不潔》なのでは…」と、気付いたのだ。
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